今年も行って来ました!
信貴山、千手院の三寅参り
三寅参りは、寅の月、寅の日、寅の刻に行われます
日本で最初に毘沙門さまを感得されたのは聖徳太子といわれていますが、その時にちなんだお参りです
寅の刻とは、午前4時を中心とした2時間、午前3時から5時までにあたりますので、なかなか過酷なお参りです
2月の寅の日は8日と20日、光照は20日のお参りに参加しました
19日の朝、熊本を新幹線で出発し、信貴山に到着後は18時に夕食、19時から観音堂で菩薩十善戒の式が行われます
この授戒を授けられるのが、光照の師僧なのですが、私の修行の時の師僧とはまた雰囲気が違うように感じられ新鮮です
今年は授戒が始まる時からお仏壇のロウソクの炎が蓮華のように広がって見えて綺麗でした
私がお経や祝詞を上げる時も、時々見える現象ですがロウソクの炎が6個位、花びらのように見え蓮華そのもののようです
蓮華のろうそくが見えるのは私だけなのですが
でも、今年はろうそくの炎が高く燃え上がり、それは皆さん見られたようです
仏さまが、存在を知らせておられるようで不思議がられていたようです
授戒の後は千手院のお宝を目隠して、手袋して触らせて頂来ます!
どんな感じかは秘密
そして瞑想修行をして22時に消灯
いよいよ寅の日、20日の3時には護摩堂で毘沙門護摩が焚かれ、4時から本堂の朝護尊寺で大般若祈祷です
それで終わりではありません、その後は幾つかのお堂をお参りして5時から朝食のカレーを頂きます
朝食カレーは恒例ですが、お肉の入っていない、このカレーなかなかのお味です
この内容を読まれても分かるように、寅の日の前日から夜中、明け方までの三寅参りはなかなか根性がいります
遠くからおいでになる方はさらに大変です
毎年、三寅参りで出逢った方とお友達になるのも楽しみの一つです
今年は光柳院の信徒さん、合計4人で参拝致しました
信徒さんの1人が出発前に微熱が2週間も続き、三寅参りは行けなくなりそうで心配でした
とても楽しみにされていたのに、何かに足止めされているようでした
光の前に闇が出てくると言います
ついに寝込んでいると電話が入ったので、毘沙門さまに祈願を行なうと4時間後に熱が下がったと連絡を頂きました!
何時もながら凄い、と祈願した自分自身でも驚きます
良い方向に進もうとすると魔の力も働くのですが、闇は光の矢で射れば必ず消えるのです