今回、光照の四国巡拝の話を聞いた周りの皆さまの反応は「私も行きた〜い」でした
へ〜意外、若い男女の皆さまがお遍路したいの?
でも素直に信じて、それなら光照が経験したプチお遍路知識を公開!
なんて大げさですが、ベテランのお遍路さんからしたら当たり前の事とは思いますが、初お遍路さんミニ知識として読んでくださいね
まずお遍路さんの服装は白衣、ちなみに死装束を表しています
昔は歩いての巡拝だったため、険しいお遍路の旅の途中で亡くなられる人も珍しく無かったようです
なのでお遍路さんは、ある程度の覚悟をして巡拝されていたようです
それで、亡くなった時はそのまま葬ってもらうために死に装束の白衣で巡拝していたようです
光照の知人で、実家が徳島で今は熊本にお住いの方から、愛媛を回るときに私の先祖が途中で亡くなり葬られたお寺があるので私の分もお参りして来てくださいと言われました
徳島の実家の過去帳を見ていたら、ご先祖の女の人がお遍路中、愛媛で亡くなり札所のお寺に葬られていると書いてあったそうです
今度お寺の名前を調べておきますのでとの事でした
今は全身白の人ばかりではありませんが、だいたい上着だけは白衣を着ておられます
袖付き、袖なしがありますが背中には「南無大使遍照金剛、同行二人」と書いてあります
これは私が着た白衣
南無大使遍照金剛とは、お大師さまの御宝号、お遍路中はお大師さまが一緒におられるという事ですね
本日は白衣のみで終わります
光照は下着から、靴、全身真っ白で白うさぎ状態でした!
ちなみに僧侶になってから衣の下着は白と言われ、全て白に買い替えたのです
この人生でお遍路に行けた事に感謝しています
一日中、仏様と向き合うお遍路の日々は普段の日常生活からはかけ離れた世界です
老若男女、色んな人達が様々な想いでお遍路されていると思います
行き交うお遍路さん達を愛おしく思いました